新人じゃなくても注意!この時期なりやすい五月病対策教えます

この記事の監修者
精神科医 / ゆうメンタルクリニック総院長
ゆうき ゆう

東京大学医学部を卒業後、東京大学付属病院精神科に勤務し、ゆうメンタルクリニックを開業。精神科医として活動しつつ、『マンガで分かる心療内科』シリーズなど多数の原作を手がける。著書多数。

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  • 豆知識
2017.05.01

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2017.05.01

新年度から1ヶ月が経ちました。この時期になると、中には「五月病」になってしまう人も出てくるのではないでしょうか。五月病の症状、原因、対策について、『マンガで分かる心療内科』シリーズなど多数の著書を持ち、ゆうメンタルクリニックの総院長を務めるゆうきゆう先生に、お話をお伺いしました!

気分が落ち込む、体調が悪い...「五月病」って何?

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五月病とは、5月ごろに起こる体調不良や気持ちの落ち込み、だるさ、集中力の低下などを総合した呼び名のこと。よく眠れなくなったり、おなかが不調になってしまうことも少なくないようです。症状やきっかけは人によってさまざまですが、多くが精神面の変化を伴っているのだそう。

「代表的な症状は、『なんとなく憂うつに感じる』『やる気が出ない』『食欲が落ちる』『学校・会社に行きたくない、または辞めたいと感じる』『なんとなくだるい』『集中力が落ちる』『イライラしやすくなる』など。特に、4月のころと比べて『目標を見失った』、『やる気が持てなくなった』と感じていたら、五月病の可能性が高いといえます」(ゆうき先生)

精神的な症状が多く、うつ病とよく似ていますが、見分け方はあるのでしょうか。

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「五月病は、軽い適応障害ではないかと考えられています。適応障害とは、その名の通り、環境から受けるストレスに適応できずに、精神的に落ち込むなどの問題が発生する病気のこと。

うつ病は、環境に限らず精神的・身体的なストレスなどによって引き起こされますが、五月病の場合はうつ病や適応障害とは少し異なり、少しずつその環境に適応して症状がなくなっていく、短期的なものです。うまくリフレッシュすることで改善することが多いんです。

また、本人も思い当たるような具体的な原因があることも特徴。新しい環境に馴染めなかったり、5月の連休といった緊張の糸が切れるような出来事などが代表的です」(ゆうき先生)

五月病は新入社員や新入生がかかりやすいといわれているのは、新学期や新年度による環境の変化が原因だからなんですね。しかし、ゆうき先生によれば、新人でなくても五月病になる可能性は十分にあるといいます。

新入社員でなくても要注意! 五月病になりやすいタイプがある?

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ゆうき先生によれば、新人でなくても、新年度に伴う部署変更や転勤などによって、五月病になってしまう人もいるのだとか。

「特に気をつけてほしいのは、真面目な方や責任感の強い方、高い理想を持っている方。理想と現実のギャップにストレスを感じたり、それを自分の責任だと思って抱え込み、五月病になってしまうことがあるんです。

環境の変化に順応しようと一生懸命努力してもうまくいかず、仕事がひと段落したり連休を迎えるなどで緊張の糸が切れた時に『もう無理をしたくない、でも頑張らなきゃ』と、自分を追い込んでしまうのではないでしょうか。自分が異動したわけではなくても、上司が変わったり、新人が入ってきたり、人間関係に変化があった場合も、五月病になる可能性は十分にあります」(ゆうき先生)

新人でなくても、環境が変われば五月病になってしまう可能性があるとは驚きですね。しかし、環境の変化は避けては通れないもの。五月病の対策はあるのでしょうか?

自分に「加点」してあげよう! 効果的な五月病対策

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五月病の予防として効果的なのは、「ストレスの発散」だとゆうき先生は言います。趣味や、自分が楽しいと感じられることを見つけて充実した時間を過ごすことで、新しい環境によるストレスを発散させるのが大切なんだそう。

「まずは、自分がストレスを感じていることに気づくこと。『疲れているな、ストレスを感じているな』と思ったら、カラオケに行って大声を出したりアロマを焚いたり、自分が一番しっくりくると思える方法でストレスを解消してください」(ゆうき先生)

また、自分を「加点方式」で見てあげることで、五月病の予防と改善に役立つのだとか。

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「『自分が今できていること』に目を向けることはとても大切です。五月病になりやすい人は気負いやすい性格でもあるため、『あれもできていない、これもできていない』と自分を追い詰めてしまいがち。そのせいで、余計に憂うつな気分になってしまうんです。

『これだけしかできなかった』ではなく『今日はこれだけできた。頑張った』と自分を認めてあげるだけでも、かなり気持ちは楽になるはずですよ。また、食生活や睡眠を整えるのも効果的です。体調を整えることが心の健康につながるのはもちろんのこと、『ちゃんと規則正しい生活を送れているな』と実感でき、さらに自分を褒めてあげるきっかけになります」(ゆうき先生)

自分はもちろん、身近な人にも五月病ケアを!

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五月病は、心療内科の中では比較的軽い症状のもの。気持ちの持ち方を変えることで、自然と改善するケースが多いのだそうです。また、身近な人からのサポートも、五月病の対策としては有効です。

「五月病の方のほとんどが、環境の変化に適応できていません。その状態で強引に叱咤激励の言葉をかけると、かえって相手のプレッシャーになってしまいます。『ゆっくりでいいからね』『大変だと思うけど、焦らなくていいからね』など、相手の心情を思いやる言葉をかけてあげると、気持ちを楽にしてあげることができます。

ベストなのは、少しでもいいので時間をとって、相手の話を聞いてあげること。相手の気持ちを受け入れて、共感してあげられるとなおいいですね」(ゆうき先生)

五月病の対策は、ストレスを溜めないことが最も効果的。自分なりのストレス解消法をみつけたり、また周りに五月病らしき人を見つけたら思いやったりと、5月を元気に過ごしたいものですね。

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【届出表示】本品にはビフィズス菌BifiX(B.lactis GCL2505)が含まれます。
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この記事の監修者
ゆうき ゆう

東京大学医学部を卒業後、東京大学付属病院精神科に勤務し、ゆうメンタルクリニックを開業。精神科医として活動しつつ、『マンガで分かる心療内科』シリーズなど多数の原作を手がける。著書多数。

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