朝30秒でOK!おなかの調子を整える正座マッサージのやり方

この記事の監修者
柔道整復師 / 聖和整骨院 院長 / 株式会社Body Healthcare Room SEIWA 代表取締役
金 聖一

専門学校在学中、大学病院で勤務する異色の学生生活から整形外科勤務後、小岩中央整骨院勤務。弱冠22歳で勤務3カ月後に分院長に就任。同院退職後、聖和鍼灸整骨院を開院する。多くの靱帯、筋肉損傷に関する研究結果と、自身の交通事故体験に基づき、「朝30秒の正座」健康法を考案する。主な著作に『「朝30秒の正座」で腰痛が治る』(ダイヤモンド社)。

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  • 運動
2017.12.27

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2017.12.27

日本の伝統的な座り方である『正座』。実は正座には、おなかの調子を整えてくれる効果があるのです。今回は、柔道整復師として正座を活用した健康法を提唱する金聖一先生の監修のもと、正座がおなかに与える効果や、おすすめの座り方についてご紹介します。「正座で足がしびれる...」という人も必見です!

正座をすると、胃腸が働きやすい身体に!

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正座は、背筋を自然と伸ばし、足に適度な負荷をかける姿勢ですが、この正座を日常的に行うことが、おなかの調子を整えるのに役立つのだそうです。

まず、正座で姿勢を正すことにより、胃腸への圧迫が少なくなります。

普段から猫背気味の人は、胃や腸が前に押し出される状態が続き、正常な位置に収まっていません。正座をして背筋をピンと伸ばすことは、胃腸を正しい位置に戻し、負荷を軽くして、消化機能が十分に働くようにする効果があります。

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さらに正座には、胃腸への血流を改善する働きも期待できます。

正座して足を折りたたんだ状態では、下になったふくらはぎが圧迫されますが、ふくらはぎは『第二の心臓』とも呼ばれ、心臓から送られてきた血流を下半身全体に行き渡らせる重要な部分。このふくらはぎの血管を一時的に圧迫すると、それを補うために血液を送り出す働きが活発になります。

その結果、胃腸にも新鮮な血液が巡るようになり、おなかの働き全体の改善が見込めるといわれています。

正座が苦手な人も必見!足がしびれにくくなる方法と、30秒でできる正座ストレッチとは?

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それでは、実際に正座を実践してみましょう!と言いたいところですが...。いざ正座をしようと思っても、足がしびれてつらいという人もいますよね。

正座をする際に足がしびれてしまうのは、足の甲の血流が止まりやすくなっているから。足をしびれにくくするには、正座の前に足首周り全体を伸ばすストレッチから始めましょう。

正座で足をしびれにくくする、足首ストレッチのやり方

    [400x267]足首ストレッチ1_写真.png

  1. 膝立ちになり、左右のかかとをつけたまま、足の指を立てる。
  2. [400x267]足首ストレッチ2_写真.png

  3. ゆっくりとかかとの上にお尻を落としていく。
  4. [400x267]足首ストレッチ2_写真(アザーカット).png

  5. その状態で、足首と足の指にゆっくりと体重をかけていく。

~POINT~

ポイントは、上下の動きをゆっくりと行うこと。固くなっていた足首周りの筋肉をほぐしましょう。また、足の指を立てて負荷を与えると、足裏のツボに刺激が加わり、おなかの働きを整える効果もあるそうです。

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足首をほぐし終わったら、監修の金先生おすすめの正座法をやってみましょう。

これは普通に座るというよりストレッチに近いものなので、長時間座りっぱなしにならなくてもOK!毎日短い時間で習慣づけて行うことで、胃や腸の働きを整える効果があります。

ポイントは、『左右のかかと』をしっかりつけること。では、実際に詳しいやり方を見ていきましょう。

金先生式・お腹の調子を整える正座ストレッチのやり方

    [400x267]正座のやり方①②(手順1の説明・補足).png

  1. 左右の膝をつけ、膝立ちになる。左右のかかとをつけることを忘れずに。その際、両方の親指の間は1㎝ほどあける。
  2. [400x267]正座のやり方③(手順2の説明).png

  3. ゆっくりとお尻をかかとの上におろしていく。そのままの状態を30秒維持する。
  4. [400x267]正座のやり方④(手順3の説明)_写真.png

  5. お尻を持ち上げ、膝立ちの状態に。その後、片足をたててゆっくりと立ち上がる。

~POINT~

お尻を落とす際は、骨盤の底の筋肉にかかとをはめ込むようなイメージで行います。自然と背筋が伸びて、背骨がS字カーブを描いている状態を常に意識しましょう。

最初のうちは、体の左右のバランスがとれず、左右に傾いてしまうかもしれません。しかし、それは体の軸が傾いてしまっている証拠。正座を続けていくなかで、自然と矯正されていきます。

また、どうしても左右のかかとが離れてしまう場合は、足首の下に丸めたタオルを置き、クッション代わりにしてみましょう。足の歪みをタオルがカバーしてくれて、きれいな姿勢を維持しやすくなります。

[400x267]正座のやり方⑤(手順3後の文章の補足)_写真.png

この正座ストレッチは、『毎朝』『30秒』続けることが重要です。

朝起きた直後は、全身の筋肉がこわばっており、血流も滞りがち。朝に正座をすることで、下半身から全身へと血流が促され、すっきりと目覚めることができるそう。

おなかへの刺激にもなるので、胃腸のはたらきのリズムを整える効果も期待できます。夕方や夜に比べて、朝は足のむくみも少ないため、正しい姿勢のクセをつけるのにもおすすめです。

30秒は短いと感じるかもしれませんが、実は筋肉のストレッチで効果が出やすいのは、20~30秒ほど続けて圧力をかけた場合。また、正座をしている際に、血液が体を一巡りするのにかかる時間が約30秒とされており、血行をよくするのにも、30秒は十分な時間なのです。

自宅で手軽にできる、正座ストレッチ法。毎朝続けて、美しい姿勢とすっきりしたおなかを目指してみては?

[文・構成 ビフィックスマガジン編集部]

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この記事の監修者
金 聖一

専門学校在学中、大学病院で勤務する異色の学生生活から整形外科勤務後、小岩中央整骨院勤務。弱冠22歳で勤務3カ月後に分院長に就任。同院退職後、聖和鍼灸整骨院を開院する。多くの靱帯、筋肉損傷に関する研究結果と、自身の交通事故体験に基づき、「朝30秒の正座」健康法を考案する。主な著作に『「朝30秒の正座」で腰痛が治る』(ダイヤモンド社)。

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