お通じが滞ると口がニオう!?『舌診』でわかるおなかの調子とケア方法

この記事の監修者
歯学博士 / 鍼灸師 / 中城歯科医院 院長
中城 基雄

東京歯科大学卒業後、日本大学歯科部 歯科放射線学教室で博士号を取得し、中城歯科医院二代目院長に就任。歯科医療の傍ら鍼灸師の国家資格を取得。2004年に口臭専門クリニックを開設し、以降12年間で3500人の口臭治療に従事。西洋医学と東洋医学を融合した新しい治療方法で高い実績を得、テレビ・雑誌などに多数出演。 著書に『病気の9割を寄せつけない たった一つの習慣』(サンマーク出版)など。

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  • 豆知識
2018.03.28

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2018.03.28

お通じの状態が、口内環境にも影響を与えてしまうことをご存じですか?実は、お通じが滞ったり、腸内環境が乱れていると、舌や口のニオイに表れてくるのだそう。

今回は、東洋医学に基づき、口臭専門クリニックで約3500人以上の口臭患者を治療してきた中城基雄先生を監修に、腸内環境と舌・口臭の関係と、口のニオイを改善するためのコツをご紹介します!

おなかと口はつながっている!腸内環境と口臭の関係

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食べたものがおなかの中で消化されると、副産物として、アンモニアやインドール、スカトール、脂肪酸といった、イヤなニオイを伴う物質が発生します。お通じが滞っていると、おなかの中にたまったままのお通じの腐敗が進み、こうしたニオイ物質がどんどん増えてしまうのです。

本来なら、これらの物質は肝臓で分解されて排出されますが、ニオイ物質が増えすぎると肝臓での分解が追いつかなくなり、そのまま腸管から吸収され、血液に乗って肺まで上がってきてしまいます。すると、肺からの呼気にニオイ物質が混ざるため、口臭の原因となるのです。

※腸内環境とニオイの詳しい関係性については『気になる口や体のイヤなニオイ、原因はおなかにあった!?』でも解説しています。

ニンニク料理を食べたりお酒を飲んだりしたあとに、口臭が気になることがありますが、これは食べ物のニオイが口腔内に残留した、食事の"直後臭"で、あくまでも一時的なもの。つまり、なかなか改善しない口臭があるということは、身体の内側に原因が潜んでいる可能性が高いということです。

お通じが滞っていると『ぞうきん臭』!?ニオイと舌でわかるおなかの状態

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東洋医学では、どんなニオイがするかによって、ある程度の原因を見極めることができるといいます。お通じが滞っている場合は、『乾いた雑巾のようなニオイ』がするのだそう。

ニオイだけでなく、舌を見ることも大切な診察方法のひとつです。舌と胃腸はつながっている粘膜のため、おなかの中の調子が、舌に表れやすいと考えられています。

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お通じが滞っている人の舌には、『れつもん』といって、舌の表面に乾いた地面のような亀裂が見えます。東洋医学では、この状態を『いんきょ』といい、身体のなかに潤いが足りない状態と考えます。おなかの中も水分不足に陥ってしまっているため、舌も乾いて、ひびわれたような模様が見えるのです。この場合は、のぼせやすくなったり、目が乾きがちになるなど、水分不足によるほかの症状も出てくることがあります。

また、血行が悪くなっている状態のことを『けつ』といいます。この状態では、舌は紫〜黒っぽい色になり、口が渇いて、血なまぐさいような口臭があるとされています。全身の血の巡りが滞っているため、あざができやすくなったり、目の下にクマができやすかったり、女性の場合は生理不順や重い生理痛がある場合もあります。

血行不良は、お通じにとっても大敵。冷えやエネルギー不足などが原因になっていることもあるため、れつもんが出ていなくてもお通じが滞りがちな場合は、けつの可能性も考えられるかもしれません。

毎日の食事でニオイを撃退!症状に合った食養生を

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それでは、このように口臭や舌が気になる時は、どうやって改善すればいいのでしょうか?

東洋医学的にもっともポピュラーなのは、食事を改善することなんだそう。東洋医学の考え方では、水分不足によってれつもんが出ている場合は、身体をうるおす作用があると考えられているハクサイやヤマイモ、ナシ、カニ、イカなどがよいとされています。身体の中に放出されない熱がこもってしまっている可能性もあるため、東洋医学で身体を冷やす作用があると考えられている、トウガンやバナナなどもおすすめです。

血行が滞っている場合は、身体を温めて血行をよくするスパイスや酢、エネルギーを補うといわれている柑橘類などをとるとよいでしょう。揚げ物や肉などの消化に悪いものは胃腸に負担をかけて口臭が悪化する原因になるため、食べ過ぎないようにしましょう。

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牛乳やヨーグルトなどの乳製品をとることも、口臭の予防効果が期待できます。ご説明した通り、口臭の原因の多くは、お通じが滞ることで起こる、腸内での食べ物の異常発酵です。ヨーグルトなど、腸内環境を整える作用が期待できるものを積極的にとることで、ニオイ物質の発生を抑えることに役立ちます。また、乳脂肪分がおなかの中で発生したニオイ物質をコーティングして、ニオイが身体の外に出るのを防いでくれるため、口臭の根本的な改善だけでなく、ニオイのきついものを食べたあとの"翌日臭"を防ぐ効果も期待できるのだそうです。

口臭の軽減には、歯磨きをきちんとすることに加え、『舌みがき』も効果的。舌についた汚れを歯ブラシや専用の舌ブラシでやさしくこそげるように落としましょう。ただし、やりすぎると舌を傷つけてしまうので、1日1回程度、ごく弱い力で行うようにしてください。

口臭の原因は意外にも、おなかの中にもありました。お口の悩みがあったら、いちど食生活を見直してみるのも、口臭改善のための"はじめの一歩"になるかもしれませんね。

[文・構成 ビフィックスマガジン編集部]

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この記事の監修者
中城 基雄

東京歯科大学卒業後、日本大学歯科部 歯科放射線学教室で博士号を取得し、中城歯科医院二代目院長に就任。歯科医療の傍ら鍼灸師の国家資格を取得。2004年に口臭専門クリニックを開設し、以降12年間で3500人の口臭治療に従事。西洋医学と東洋医学を融合した新しい治療方法で高い実績を得、テレビ・雑誌などに多数出演。 著書に『病気の9割を寄せつけない たった一つの習慣』(サンマーク出版)など。

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