おなかが空くとグーと鳴るのはなぜ?〇〇すれば止まるってホント?

この記事の監修者
埼玉大学大学院理工学研究科 教授 / 理学部長
坂井 貴文

埼玉県公立高等学校教諭、群馬大学内分泌研究所助手、米国国立衛生研究所特別研究員、埼玉大学理学部講師、助教授、教授などを経て現職。専門は分子内分泌学、消化器生理学。

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  • 豆知識
2018.07.27

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2018.07.27

会議中や授業中など、シーンとしているときに限っておなかがグーグー鳴ってしまった!――そんな経験がある人は多いですよね。でも、なぜおなかが鳴るのでしょうか?ちょっぴり恥ずかしい「おなかの音」を止める方法はあるのでしょうか?

今回は消化管の働きについて研究されている、埼玉大学大学院理工学研究科の坂井貴文先生に、おなかが鳴る理由とその仕組みについて教えていただきました。

おなかの音は"おなかの大掃除"のサイン!?

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坂井先生によると、おなかが空いたときに「グー」と音が鳴るのは、空腹時に胃が強く収縮する『空腹期収縮』が起こるから。ねじれるような胃の強い収縮が腸にも伝わり、空気や液体などの胃の内容物が十二指腸や小腸の方に次々と押し出されます。このときの「胃のなかの、空気や液体の入っている状態により音が鳴る」のだそう。

「グゥゥ」「キュルル」など、音の鳴り方や大きさがさまざまだったり、同じ人でも鳴るときと鳴らないときがあるのは、内容物の状態や胃の形状が影響しているからなのだとか!つまり、音が鳴らなくて気づかないときでも、『空腹期収縮』は起きているんですね。

「おなかが鳴るのは、消化管がきちんと動いている証拠。健康な人なら自然に起こることです。それに、おなかの音は"おなかのお掃除をしているサイン"でもあるため、身体にとってはいいことなんですよ」(坂井先生)

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「長い間、消化管に食べ物のカスが残っていると、中で細菌が増えて様々な病気を引き起こしてしまいます。したがって、胃や小腸をキレイにしておくことは健康のために大切なことですが、消化管は小腸だけでも7メートルもあるので、その掃除は容易なことではありません。そこで、胃から小腸へ向けて順序よく収縮を起こすことで、食べ物のカスと一緒に細菌などを下の方へ押し出します。その時におなかが鳴ってしまう」のだとか。

さらに、消化管をキレイにすることで「次の食べ物が入ってきたときに消化がしやすくなる」とも考えられるそうです。

気になる「おなかの音」を止める方法は?「姿勢を変える」は試す価値アリ?

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そうはいっても、「おなかの音」が周りの人に聞こえてないか、気になってしまいますよね。

残念ながら、坂井先生によると「消化管の動きのため、意識的に止めることは難しい」そうです。「深呼吸をする、息を止める、おなかをさすったり、手をあてたりする」と、おなかの音が止まる......という説もありますが、効果があるとはいえないそう。

ただし「背筋を伸ばす、姿勢を変える」は試す価値があるかもしれません。

胃の内容物の状態が変われば音の出方にも影響します。ですから、姿勢を整えたり、身体をねじったりすることで、おなかの音が止まることもあるのかもしれません。"姿勢を変えたらおなかの音が止まった"という方がいるのは、そうした経験があるからではないでしょうか?」(坂井先生)

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確実におなかの音を止めるためには、アメをなめたり、ジュースを飲んだりして、「胃を空にしないこと」が間違いなさそうです。また、胃の収縮運動は、空腹時に腸から分泌される『モチリン』というホルモンが分泌されて起こります。収縮は食事からおよそ4時間程度ではじまり、およそ90分~120分間隔で繰り返し起きると考えられるそう。「どうしても音を鳴らせたくない!」人は、せめて「音が鳴るタイミング」を予測しておくのも手かもしれませんね。

「おなかの音」は積極的に鳴らしたほうがいい?

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「おなかが鳴ることを恥ずかしいと感じなくていいんです」と坂井先生。むしろ、ダラダラと食事をしていて、空腹を感じず「まったくおなかが鳴らない」方がよくないのだとか。

例えば、お通じが滞っている状態が長く続いておなかにガスがたまっていたり、胃酸が出て胃が酸性に傾いている場合は、おなかが鳴りにくくなる可能性があるそう。それから、強く集中しているとき、緊張しているとき、驚いたとき、痛みを感じたときなど、交感神経が優位になった場合も「おなかの音が鳴りにくくなる」可能性があるのだとか。いずれも、意識的に行うのは難しいですし、身体にとってよい状態とはいえません。

身体にとってよいことだとわかった「おなかの音」。ちょっぴり恥ずかしいかもしれませんが、「おなかの中がキレイになっているサイン」と考えた方がいいのかもしれませんね。

[文・構成 ビフィックスマガジン編集部]

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この記事の監修者
坂井 貴文

埼玉県公立高等学校教諭、群馬大学内分泌研究所助手、米国国立衛生研究所特別研究員、埼玉大学理学部講師、助教授、教授などを経て現職。専門は分子内分泌学、消化器生理学。

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