免疫力のカギは腸にあり!花粉症はおなかのなかにも関係があった?

この記事の監修者
新宿大腸クリニック 院長 / 医師
後藤 利夫

東京大学医学部卒業。大腸がんの予防推進を目的に、無麻酔、無痛大腸内視鏡検査法を「水浸法」を開発。『乳酸菌がすべてを解決する』(アスコム)、『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号―内視鏡検査の権威が証す』(祥伝社)など、便秘、乳酸菌にまつわる著書多数。

カテゴリー

  • 豆知識
2019.03.04

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2019.03.04

くしゃみに鼻水...。ツライ花粉症に悩まされる季節。実はおなかのなか(腸内環境)が、花粉症をはじめとするアレルギーにも関係していることをご存じでしょうか?今回は新宿大腸クリニック院長・後藤利夫先生監修のもと、この時期に知っておきたいアレルギーのメカニズムと、腸が持つ免疫システムについてお伝えします。

腸は免疫力の要!外敵や病気から身を守ります

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腸の役割といえば、まず消化吸収をイメージしますよね。ですが、ほかにも大事な仕事があります。それは免疫システムとしての働き。私たちの身体は、免疫システムがきちんと働いていることにより、病原菌やウイルスといった外敵、さらにさまざまな病気から身を守ることができるのです。

腸には免疫細胞の60~80%があるといわれ、身体のなかで最も大きな免疫器官でもあります。こうした、腸(腸管)のなかにある免疫システムを「腸管免疫(ちょうかんめんえき)」といいます。

なぜ、腸にこのような働きがあるのでしょうか?

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腸は口と肛門につながり、身体の内側にありながら外界と接する器官。それだけ、口から入る病原菌やウイルスなどの外敵にさらされる場所でもあります。外敵から身を守るためにも、腸には免疫システムが必要なんです。

花粉症は「免疫システムの暴走」によって起こる?

免疫システムのなかで働く免疫細胞にはさまざまな種類があり、それぞれ役割や外敵の撃退方法が変わります。頼もしい免疫システムですが、ときに、免疫細胞は本来、攻撃する必要のないものまで攻撃してしまうことがあります。アレルギー反応はこうした「免疫システムの暴走」により起こるといわれています。

スギ花粉による花粉症の例で考えてみましょう。

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ごく簡単に説明すると、体内に入ってきた花粉を、体内の免疫システムが「異物であり敵」とみなすと、「B細胞」という免疫細胞が「IgE」という抗体(*)を作り出します。体内でIgE抗体の蓄積量があるレベルに達すると、スギ花粉とIgE抗体が反応して、アレルギー反応を引き起こす物質(ヒスタミン)が放出され、くしゃみや鼻水、涙などの症状になるのです。

*抗体...病原体など、体内に侵入した特定の異物を除去するために作られる物質

腸内環境の乱れはアレルギーにも関係あり!?
おなかの調子を整えて免疫の力をアップしよう

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私たちの身体を守りつつも、ときに花粉症などのアレルギー症状の原因にもなる免疫。免疫の働きは、腸内環境にも関わりがありました。

腸内細菌の理想的なバランスは善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割程度。ところが、食事や運動、睡眠などの生活習慣、また加齢や薬の服用などが原因で、腸内細菌のバランスが崩れてしまうことがあります。

腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えると、免疫細胞である「Th2細胞」の働きが過剰に活発になる、ともいわれています。Th2細胞は、IgE抗体を作るB細胞をも活発にします。このTh2細胞の暴走が、花粉症などのアレルギー反応を引き起こすのです。

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善玉菌、悪玉菌、日和見菌といった腸内細菌のバランスを整えることは、免疫の力を高めることにもつながります。

善玉菌のなかでも代表的なのが「乳酸菌」。善玉菌が活躍するために、今日からできることがあります。

①「善玉菌」を応援する食生活を!

善玉菌、とくに乳酸菌の働きを活発にするには、ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食品をとるのがおすすめ。豆類やごぼう、たまねぎなど、乳酸菌のエサとなる「オリゴ糖」や、乳酸菌の働きをたすける「食物繊維」を含んだ食材を積極的にとるのもよいでしょう。

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②運動、睡眠。お通じを整える生活習慣を心がけて!

「おなかの調子」も要チェックです。お通じの滞りは、おなかのなかで悪玉菌が優位になっているサイン。お通じが滞っている状態が続くと、さらに悪玉菌が増える...という悪循環にもつながります。善玉菌を応援する食生活に加え、おなかの筋肉を鍛える運動や十分な睡眠、ストレスを減らし自律神経を整えることを意識して、快適なお通じをめざしましょう。

腸内環境はアレルギーのほかにも生活習慣病や心の状態にも深く影響しているといわれています。心身の健康のためにも、おなかにやさしい生活を心がけたいですね。

[文・構成 ビフィックスマガジン編集部]

ビフィズス菌BifiX<ビフィックス>がお通じ改善に役立つ

グリコのBifiXヨーグルトシリーズに含まれているビフィズス菌BifiX<ビフィックス>は、自社が保有するおよそ1万種類の菌株の中から選び抜いたグリコ独自のビフィズス菌。
ビフィズス菌BifiXは、生きて腸に届くのはもちろん、おなかの中で「増える」ので、腸内環境を整え、便通・お通じ改善に役立ちます。

商品ラインナップも豊富にとり揃えています。プレーン加糖タイプは、ほんのりとしたやさしい甘みと口どけの良い食感で、忙しい朝にも手間なく食べられます。
果実の甘みを活かしたフルーツタイプ、ビフィズス菌がギュッと詰まった高濃度ドリンクタイプも、毎日続けられる飽きないおいしさで、家族の毎日の健康を支えます。

【届出表示】本品にはビフィズス菌BifiX(B.lactis GCL2505)が含まれます。
ビフィズス菌BifiXは生きて腸まで届き、増殖することで、腸内環境を改善し、便通・お通じを改善することが報告されています。
ビフィズス菌を補給して、おなかの調子をすっきり整えたい方に適した食品です。


健康意識の高いあなたへ。
いつも素敵な綾瀬はるかさんのような元気な腸を!

この記事の監修者
後藤 利夫

東京大学医学部卒業。大腸がんの予防推進を目的に、無麻酔、無痛大腸内視鏡検査法を「水浸法」を開発。『乳酸菌がすべてを解決する』(アスコム)、『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号―内視鏡検査の権威が証す』(祥伝社)など、便秘、乳酸菌にまつわる著書多数。

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